生活雑貨

旧モデルとの徹底比較。「Fellowes バンカーズボックス 703S」を試してみた!

シンプルなデザイン・軽量で積み重ね可能・使わないときは折り畳める…数々の魅力を兼ね備えるFellowesのバンカーズボックス。雑誌やブログなどでもよく掲載されており、使われている人も多いのではないでしょうか。

僕も大学卒業の際、引っ越しの荷物整理用に購入して以来10年近く愛用しています。そんなバンカーズボックス、2017年12月に満を持して全モデルがリニューアルされました。実に17年ぶり。

その中でも1番人気の「703」がリニューアルされた「703S」を購入して、改善点が素晴らしいと感じたため細かく比較していきたいと思います。

ここからは表記をわかりやすくするため、「703」を「旧モデル」と呼ばせていただきます。

ミニマルな外観。

本体

703Sでの変更点

  • 左上の「Fellowes」が「Bankers Box」に変更(Bankers Boxの書体もいい感じに)
  • 下部のマス目がなくなり、目盛り線のみに変更
  • 右下の703の囲い・BANKERS BOXの文字がなくなった
  • 全体の文字が小さく、枠線が細くなった
  • 側面も上記同様シンプルに。
  • 背面は変わりないと見せかけて、囲いがやや下に、全体の文字が小さく枠線が細くなった

旧モデルに対して、視覚的情報量が減ったためすっきりと洗練した印象になっています。個人的には、武骨な道具感のある旧モデルの方が面構えは好きですが、どの部屋にも対応できるオールラウンダーとしては圧倒的に703Sに軍配が上がるのではないかと思います。

フタ

フタの幅が3.5cm→5cmと旧モデルに比べてやや深くなりました。並べてみると、印象的には703Sの方がやや重厚なイメージです。

また、703Sのフタの方が横幅が若干タイトになりました。これにより、今までガポッ!と閉めていたのが、スッ…と閉める感覚になって心地よいです。

703Sでは引っかけの部分も穴が大きくなりました。

フタ幅が深いこと、引っかけ部分を大きくすることで耐久性を向上させる効果もあるようです。フタがボロボロになってしまう立場からすればありがたいことこの上なしです。

組み立ての簡易性。

本体

衝撃度としてはこれが一番でした。

この旧モデルの5つの工程が…

703Sでは3つの工程になりました。

今回リニューアルに伴い、米国のバンカーズボックスではすでに採用されているFellowes独自の組立方法 「FastFold(ファーストホールド)」が採用されています。「3秒で組立可能」の文字を公式で見た時は大げさすぎワロタ状態でしたが、組み立ててみると嘘偽りがないことがわかります。まじで一瞬。さらに、段ボールの貼り付け面が増えているので、耐久性も約20%向上しているとのこと。一石二鳥という言葉は、こういう時に使います。

個人的に段ボールが擦れる音や感触が苦手で、旧モデルでは組み立ての時が苦痛でした。それがほぼ消失していることが嬉しくてなりません。ありがとう、Fellowesジャパンさん。

フタ

フタは組み立て方は以前と変わりませんが、配慮が変わりました。

この切り込み。旧モデルでは破線がざっくりとしており、手で切ろうとすると歪んで破れそうなのでカッターで切っていました。703Sではほぼ切ってある状態なので、軽く押すだけできれいに切り取れます。この心配りによって、作成時の手間が大幅に削減されて幸せな世界が生まれます。

折り畳みの簡易性・スッキリさ。

組み立ての簡易性が増したということは、折り畳みの簡易性もまたしかり。しかも、旧モデルより省スペースになったんです!

こちらが旧モデル折り畳み時。

どんなに頑張ってもこのサイズ。

押さえてないと、パーツがペラペラ浮きます。

しかも省スペース化しようとして折る方向をミスると、段ボールに変な折りじわがつくので注意。

対して703S。どうやってもこのスッキリ折畳み方ができる。

中に折り込まれているのでペラペラなりません。素晴らしい。

持ち手の配慮。

ここも大改善です。

旧モデルでは外側と内側の持ち手穴がほぼ一緒であり、持ち手を内側に折り曲げる際、写真のように内側の持ち手穴がグシャッとなることがありました。また、やや重い物を入れていた場合、持ち運ぶ際に出っ張って指が痛いと感じたこともありました。

それがなんと…!

  1. 持ち手穴に角がなくなり、丸みを帯びた形に。
  2. 内側の持ち手穴の幅が広がり、グシャッ感がなくなる。持ち上げた時にも痛くない。

という素晴らしい変貌を遂げました。収納ボックスとしての性能ガン上がりです。愛用者の一人として、「ああ、こんなところにも気づいてくれていたんだな」と嬉しくなりました。

断面を滑らかに。

段ボールの断面部で指を切ったことはないでしょうか。僕はバンカーズボックスを作成している時に切ったことがあります。ただ、703Sではそんな辛い思いをする人は激減するでしょう。

なんと、段ボールの断面が当たっても痛くないように、今までより波の細かい裁断刃を使用しているため滑らかになっているのです…! 断面のザラザラ感は段ボール素材である以上仕方がないと思っていたので、ここまでの改善は予想していませんでした。消費者ニーズの圧倒的解決。

両モデルの並行発売

ここまで新モデルのいいところを挙げてきましたが、デザイン面で大きな変更があった分、

  • 旧モデルの方がかっこいい…
  • 旧モデルである程度の数を揃えているから、統一感を持たせたい…

という方もおられると思います。そんな方にも朗報。新モデルの発表はしましたが、廃止するわけではなく両モデルとも並行販売していくそうです。

単に収納ボックスとしてだけではなく、インテリアの一部としての役割も担っていることを考慮しての並行販売。この判断により、旧モデル派と703S派の戦争は免れました。

どちらも愛用します。

現在自宅には旧モデルと703Sの2種類のバンカーズボックスがある状態です。今回のリニューアルにより様々な面で大改善されましたが、これまで10年近く使用してきた旧モデルももちろん愛用していきます。

個人的な気持ちですが、積み重ねた時の整然と並んでいる統一感にこそバンカーズボックスの美しさがあると感じています。そのため統一感を崩さないように段でバージョンを分けるなど、どちらも愛せるように工夫していきたいと思います。

購入を検討している方の参考になれば…!

関連記事はこちら