家電

扇風機の進化はここまで来た。BALMUDA The GreenFan

夏の風物詩、扇風機。

毎年夏に差し掛かるころになると、家電量販店に様々な種類の扇風機・サーキュレーターが並び始めます。近年その性能はメキメキと発達し、それと同時にデザインにも力を入れているメーカーが多いと思います。今日はその中でも高級扇風機の先駆けとなった「BALMUDA The GreenFan」を紹介します。

シンプルなデザイン & 操作性

このカラーが発売された瞬間、買わずにはいられませんでした。カラーはダークグレー×ブラック、素材はABS樹脂で全体的にマットな質感です。台座・ポールにかけて凹凸のない美しい形をしています。

首部分も主張のないスタイリッシュさ。

持ち手も、洗濯機の横についているようなザ・持ち手ではなく、曲線の中に溶け込ませています。

首の部分に4種類のボタンがあり、全てアイコンで示されています。文字は一切ありません。台座ではなく首の所にボタンが来たことで届きやすくなり、屈んで押すor足の指で押すことがなくなりました。

台座には風量・タイマーを示すランプが2×4個並んでおり、点灯しているランプの数で設定を表しています。ここにも文字は一切ありません。

  • タイマー:1~4時間まで(上ランプ)
  • 風量:1~4段階(下ランプ)

ちなみに、切タイマーの設定をしていなくても、8時間で電源がOFFになるオートオフ機能を搭載しているので電源点きっぱなしになりません。

リモコンもシンプル。

アイコンを使用してユニバーサルデザインに対応、そして情報量を極限まで省くことで装飾性を高めている素晴らしいデザインだと思います。

真中のポールを外すとちっちゃくなります。かわいい。大き目の卓上扇風機として使えます。

ちなみに、扇風機内のパーツを外した際に見える○、×、△のはめ込み形。プレステのコントローラーみたいでかわいいです。こういう遊び心を見せられると、さらに好きになってしまう症候群です。

待ちに待ったコードレス。

扇風機を使う最大のメリットは、クーラーよりも即座に風を送ってくれて、清涼感を得られることにあると思っています。それは料理中、浴室から出てすぐ、寝る時など様々な場面で求められることなのに、コンセントからコードが届く範囲しか扇風機が動けないというのはあまりにも辛い。

扇風機を近くに持って来ようとしたら、コードが届かずビーンとなる。リビングから寝室に持っていく時のコンセントを外して、また挿しての手間。「コードがなければ…」と昔から何度思ったかわかりません。

そしてついに、人類はコードレスの扇風機の域にたどり着きました。

このバッテリーを装備すれば。別売りですが、けっこう値段しますが、持続時間が限られていますが、成し遂げたのです。

以下バッテリーの性能と制約。

  • 容量:4500mAh
  • 充電8時間で、6.5~20時間持続(風量により変化)
  • 充電回数:約500回
  • コードレス運転時は風量3までしか選択できない

充電するときは、写真のように扇風機後方をドックにガチャンと装着します。充電中ももちろん使用可。僕はドック・本体はリビングに常駐、料理の時や寝る時に本体のみ持っていきます。どこにでも行けて楽ちん。

できるなら、今後さらにバッテリーの容量を増やしていただきたいです。

柔らかな風、静音性、省エネ。

柔らかな風

The GreenFanの羽は特殊な形をしています。この形により、自然界の風に近づくのだとか。詳しくは動画でご覧ください。

更に、風の広がり方もエグいです。

風量について

普通の扇風機の風量を弱・中・強の3段階とします。

あくまで個人の体感的にですが、The GreenFanの風量4段階中、1・2はの弱にも満たない程度、3がいきなり強くなって中程度、4が強に満たない程度です。全体的に弱めな印象。力いっぱい風に当たりたい!という人には物足りないかもしれません。

静音性

ずば抜けてよいです。公式によると、

風量1の音量はたった13dB、それは蝶2羽の羽ばたきと同じ。

だそうです。例えがファンタジーですが、ほぼ無ということです。風量1~2にかけてはほぼ音が聞こえず、3にしてやっとかすかに聞こえるかなという程度。昼寝の時も夜寝の時も、音を気にすることが全くありません。

省エネ

DCブラシレスモーター、専用の低電力回路により省エネ化につながっているそうです。DCブラシレスモーターについてはググりましたが、文系の頭では理解できませんでした。

省エネ具合についてわかりやすい記載があったので、こちらも公式より。

 最弱運転で1日8時間、90日使用した場合でも、電気代はわずか29円

どんなに暴力的な使用をしようとも、電気代に大きくは影響しなさそうです。

風向き、首振り機能の充実。

首の上下可動域は写真通りです。カチカチっと音を立てて動くわけではなく、やや力をいれるとぬるっと動くため、壊してしまいそうで少し怖いです。

また、左右の首振り範囲は最大150°というかなり広範囲。さらに振り幅を自由に設定できます。これはかなり画期的な機能で便利なのですが、説明しづらいため動画をどうぞ。

さらにさらに、首を左右どの角度に向けていたとしても、電源OFFにすると、正面を向いた状態で止まるんです…!そして、電源を点けると前回電源OFFにした角度に戻るのです!

正直、この最後の機能は必要ありませんでした…!

ただ、首振りに関して革新的な機能を持たせた、BALMUDAの姿勢はとても素晴らしいと思います。

今後の進化も楽しみです。

今回紹介したBALMUDAの「The GreenFan」、ダイソンの「羽根のない扇風機」など、技術革新やデザインにこだわった扇風機がここ数年で一気に増えてきましたように思います。これからもワクワクするような機能、デザインに期待したいです。